先日お伝えしたDVD "ザ・タイガース LEGEND" は生産中止になった模様です。
なぜだろう。
以前、沢田研二のライブ盤をCDで再リリースする動きがあったときも、発売日まで決まっていたのに中止になったことがありました。
"人間60年 ジュリー祭り" DVDも、小売店への提供が遅れているようです。
もちろんこれらはそれぞれメーカーも違いますし、どこかに責任の所在があるわけではないのですが、あまりこういうことが続くと、小売店側としては沢田研二関連のCDやDVDを取り扱う事に慎重になるところも出てきそうで心配です。
多くの予約を受け付けておいて結局売る事が出来ず、予約客への対応に追われるだけ、ではあまりにもリスクが高すぎますからね。
なお、あくまで噂レベルの話ですが、"ザ・タイガース LEGEND" には武道館公演、田園コロシアムや後楽園でのコンサート、そして1981年の再結成時のコンサートなどが収録される予定だったそうです。
こんな話を聞いてしまうと、なおさら残念でなりません!
詳細はまだ不明ですが2枚組で140分というボリュームとのこと。
個人的に大注目なのは、武道館と田園コロシアムのコンサート映像も収録されているらしいというところです。
定価は7,800円。
2枚組にしてはちょっと高いかな?という気もしないではないけど・・・でも、どうせ買ってしまうんですが。
今日(6/20)現在、アマゾンでの予約価格は5,717円です。
ちなみに先日、沢田研二の「人間60年 ジュリー祭り」のDVD化が発表されましたが、CDでも出るみたいです。
→ 人間60年 ジュリー祭り
「予算的にDVDはちょっと買えない」という方には良いかもしれません。
しかしそうでないなら、僕は断然DVDのほうをお薦めします!
理由としては
・ その気になればパソコンを使って音声だけCDに焼いたり、iPodに取り込むのはそんなに難しくない
・ 発売日がDVDよりも1ヶ月遅い7月25日
・ そして何より、あのドームの感動(というよりもう畏怖の念に近い)はビジュアルなしでは伝わって来ないと思う
です!
決めかねているなら、迷わずDVDを手に入れましょう。
言わば、ライブ版沢田研二ベスト・・・です!
今回のレコーディングはツアーバンドのメンバー+白井良明という、期待度200%のラインナップ。
やっぱり聴いてみると、かなりなバンドサウンドでした。
特にギターは良い意味で白井良明色が薄められていて、柴山和彦、下山淳の仕事がきっちりと出ていますね。
ドラムも、ここ最近の作品が打ち込みだっただけに、GRACEの重たいノリが活きています。
(曲によってはモタってしまうのも、バンドだからこの際OK・笑)
こうなってくるとやっぱりベースがほしいなあ・・・。
依知川さん、かえってこないかな・・・。
さて、沢田研二のボーカルはどうかと言うと、誤解を恐れず表現すれば "雑" です。
たぶん、これは推測ですが、歌入れの時のオケのモニターは敢えてかなりデカめで歌ったのでは、と思います。
そんな感じの "雑" さです。
つまり Live っぽいんですね。
きっと録り直しもあまりせず「よし、もうこれで行こう」みたいな感じだったんじゃないかな。
デカめのモニターで、ちょっと歌いにくくて雑になっちゃったけど、それもええやん!というノリの現場だったような気がします。
もしそうだとすると、ボーカルのミックスはもう少しオケに埋もれ気味の方が臨場感が出て良かったかもしれません。
ちょっとクリアすぎたかも。
・ Pleasure Pleasure
さすが1曲目。
典型的なこのバンドの音です。
ずっしりと気持ちの良いナンバー。
エンディング、ラストのコードが Paul McCartney の "Live And Let Die" と同じです。
わざとのような気もします(笑)。
・ Smash the Rock
ギターの音がすごく良いですね!
シングルコイル系のカラッとしたサウンドです。
サビは "ポラロイドGIRL" を彷彿とさせます。
・ 僕は歌うよ
イントロの悲しげなオルガンの音色で "そっとくちづけを" を思い起こし、その後に入ってくるドラムのフィルで一瞬 "Snow Blind" を連想させられました。
しかし歌に入ると同時に曲調がガラリと変わり、また違ったタイプのバラードです。
なんというか・・・、George Harrison あたりが作りそうな曲ですね。
コードの循環の仕方がちょっと強引なんですが、それが逆に不思議な透明感を曲に与える事に成功しています。
アレンジ的な部分も含め、アルバム中で最も白井良明色が濃い楽曲です。
・ BANBINO EXCUSE
シンプルで元気、でも重ためなロックナンバーです。
イントロが "気になるお前" そっくり(笑)。
曲中のオルガンは "Aurora" などに使われていた音色に近く、印象的です。
Aメロは "神々たちよ護れ" でサビのメロディは "感じすぎビンビン" ですね、これ(笑)。
・ NAPOLITAIN
イントロが80年代のUSAチャートのような曲。
個人的には下山淳の作る曲は僕の好みに合う場合が多いので、このイントロだけで期待感はグッと高まります。
疾走感あふれる佳曲に仕上がっています。
しかし残念なのは、このアルバム全体に共通する沢田研二の "雑" さが、この曲に関してだけは良くない方向に作用していると感じます。
音程やリズムは揺らさずに、カチッと機械的に歌いきった方がこの曲は魅力的だと思うのですが・・・。
・ 緑色のkiss kiss kiss
去年の "護られている I love you" でも思いましたが、泰輝という人は本当にきちんとした曲作りをする人だなあと感心します。
さすが鍵盤が本職だけあって、 Ben Folds のような趣きも感じさせる曲です。
まあ、イントロのGRACEは結構危ういですが(笑)、なんとか乗り切りましたね。
※ ご指摘を受け収録会場・日時を一部訂正しました(6/13)
・ 来タルベキ素敵 [DVD]
2000年9月24日 渋谷公会堂にて収録
・ 21世紀初 三大都市公演 [DVD]
2001年1月7日 渋谷公会堂にて収録
・ 新しい想い出 [DVD]
2001年12月8日 大宮ソニックシティにて収録
・ 糸車のレチタティーボ [DVD]
2002年1月7日 渋谷公会堂にて収録
・ 忘却の天才 [DVD]
2002年10月26日 府中の森芸術劇場にて収録
・ LOVE&PEACE [DVD]
2003年1月7日 渋谷公会堂にて収録
全タイトル発売日は7月7日。
価格は5,250円 ・・・ ですが!
例によってアマゾンでは特価で予約を受け付けています。
なんと、3,885円!(5月31日現在)
いや〜、いつも助かります。
もともと沢田研二のコンサートDVDは数量限定でファンクラブでのみ販売、というパターンが多いです。
しかし昨年9月に再リリースされたシリーズと合わせて多くのタイトルが一般発売されるようになりました。
とても良い事ですね。
これを機会に普通の人たち(?)にもさりげなく宣伝をしていければいいなあ、と企んでいます。



